日傘とは日差しを遮ることを目的とした傘のことです。傘といえば雨が降っている時に使用するイメージですが、日傘の場合は雨が降っていない時に使用するのが基本です。ですが、最近は日差しも雨も遮ることが出来る傘が販売されており、これを晴雨兼用傘と言います。晴雨兼用傘であればいつでも使用できるため、１本持っておけば様々な場面で活用することができます。
日傘選びでは様々な要素を考慮しますが、より高い遮光性を期待するなら白色の商品を選ぶのがおすすめです。白は光を反射する働きがあるため遮光性が高く、遮熱効果も高いので涼しく過ごすことができます。そのため、日傘を熱中症対策として利用する場合は白をはじめとした淡い色の商品を選ぶと良いでしょう。一方、日傘を紫外線対策として使用したい場合は黒色の商品を選ぶのがおすすめです。
なぜなら、黒には紫外線を防御する働きがあるためです。そのため、黒などの濃い色の傘を選べば高い紫外線防御効果を期待することができます。また、紫外線については紫外線カット加工の施された生地を使った商品も出回っているため、これを選べば高い効果が期待できます。紫外線カット加工の能力については紫外線カット率として表示されているため、購入時にタグなどで確認してみましょう。
ただし、紫外線カット加工は経年劣化することが分かっているため、２～３年使用したら買い換えることをおすすめします。紫外線カット率の高い商品を選べば、紫外線の強い場所でも安心して出歩くことができます。